映画で見る史跡「長いナイフの夜事件」他

  先日アップした「グーグルマップで見る史跡『長いナイフの夜事件』」の記事。その記事について前回のゼミの時間に立花隆先生から「ルキノ・ヴィスコンティの映画『地獄に堕ちた勇者ども』」(1970)を見るとよいとオススメいただき、レンタルDVDで観ました。

 連行されたあと処刑された突撃隊員らが、現場で撃ち殺されていることなど、映画用に変更は加えられています。しかし、この当時この事件を取り上げる映画が少なかったであろう時期に、タブー視をすることなく同性愛者について撮影・上映がなされたことはすごいことだなと感じました。
 なお、このシーンは映画の中のワンシーンであり、話の本筋は、ナチス体制下の鉄鋼一族の没落について描かれている映画です。

 余談ですが、その後、映画ついでにもう一つ。偶然テレビをつけたら、
宮崎アニメ「耳をすませば」(1995)で
立花隆先生が月島靖也(雫の父)の声を担当している場面でしたので、
ついついそこから最後まで観てしまいました。
以前、初めてこの映画を見たときには立花先生が出ているとは知らずにいたので、今回は雫の父である月島靖也(立花先生が声を担当)が登場するシーンを
じっくり観ました。