HIV関連でのボランティア「デリヘルアダルト」


 今日は、新宿二丁目にあるコミュニティセンターaktaのボランティアとして、aktaマンスリーペーパーの配布をしてきました。(写真は、配布したマンスリーペーパー)
 この配布チームはaktaで行なわれている様々な活動のひとつである、「デリヘルアダルト」と呼ばれているもので、月に一度、アクタのマンスリーを配布する活動で、その時々でHIV陽性者の手記や啓発グッズなども配布しています。
 デリヘルボーイが若いメンバーが新宿二丁目付近のゲイバーを対象にマンスリーやコンドームを配っているのに対して、デリヘルアダルトはもう若くはない(?)メンバーが商業ハッテン場といわれる風俗店舗やポルノグッズショップのお客さんに向けて、紙媒体の配布を通じてHIV関連の情報を発信している活動です。
 この日は、新宿5丁目界隈のハッテン場に置いてもらうaktaマンスリーペーパーの配布を行いました。
 配布を始めた当初は、「少々、店員さんに警戒されちゃっているかな?」と思うこともありましたが、最近は、受付カウンターの外まで出てきてくれて、しっかりとマンスリーペーパーを受け取ってくれるお店や、「いつもご苦労様です」と言葉をかけてくれるお店も多くなり、続けることの意味を感じています。
情報の発信というと、テレビやラジオなどの電波放送、インターネットなどのパソコンやその他の情報機器を使った情報発信、広報紙や新聞・雑誌などの紙媒体を用いた情報の発信を連想しがちですが、それだけではなく人と人とが対面して行なうやり取りも情報の発信のひとつとして重要であるんだなぁということを日々実感しています。

〜このブログは立教大学21世紀社会デザイン研究科の社会組織理論演習11(「社会組織と知識」)の課題として、作り始めたブログです。今後、私が所属している様々な活動や、私自身(?)の情報発信について取り上げていきますが、中でも重点的に「HIV関連の情報発信」について重点的に扱っていきたいと計画しています。〜

写真は本日配布のaktaのマンスリーペーパです。